この8時間、飯田先生と私が米ソの宇宙開発競争さながら、予期ライバルとして競争してロケットを開発した結果、授業に、部活動に、文化祭に、さらには子供会からイベントまでいろいろな目的に使えるロケットが出来てきたと思います。
米ソの競争とは根本的に異なるのはこれらの開発がお互いに情報を交換しながらやれたことです。今振り返ってみますと、重要なキーポイントとなる発明（ホース収縮式分離機構の開発、ねじ込み式ノズルの開発、簡単2連式エンジンの開発等）は飯田先生がやり、私の方はロケットの安定飛行、発射システム、分離機構の改良、超大型ロケットの開発などに貢献したのではないかと思います。
このような2人を結びつけるジョイント役をしたのが愛知物理サークルです。そして、このように良き競争を続けた結果の産物が現在の水ロケットです。これからも種々の考えを広く取り入れ、、より授業に、クラブ活動に、イベントに使えるロケットを開発していきたいと思います。文責 林
